土と語る、森の中の美術館 兵庫陶芸美術館 The Museum of Ceramic Art, Hyogo

展覧会情報

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特別展

東山焼と姫路のやきもの

会期:2025年3月15日(土)~ 5月25日(日)
東山焼は、文政5年(1822)に現在の兵庫県姫路市東山で操業を始めました。その後、姫路城下の男山に窯場を移し、青磁や染付を中心に多彩な意匠のやきものを作りました。本展では、東山焼の優品とともに、明治時代に永世舎で作られた色絵の輸出向け磁器や、鷺脚焼などを紹介します。
右:東山 《染付騎馬人物鹿図鷺耳花瓶》江戸時代後期〜明治時代前期(19世紀)兵庫陶芸美術館(北後豐子氏寄贈)
左上:永世舎 《色絵烏瓜図花瓶》明治時代前期(19世紀後半) 兵庫陶芸美術館
左下:鷺脚(初代)《貼花芧屋山水図煎茶器(7点組)》明治時代~大正時代(19世紀後半~20世紀前半) 姫路市書写の里・美術工芸館
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テーマ展

丹波焼の世界 season9

会期:2025年1月2日(木)~2026年2月23日(月・祝)
2017年、丹波焼は日本六古窯の一つとして日本遺産に認定されました。平安時代末期以降、800年以上にわたり時代の求めに応じて変化しながら作り続けられてきた丹波焼の世界をお楽しみ下さい。
丹波 《壺》 室町時代中期 田中寛コレクション 兵庫県指定重要有形文化財
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次回以降の展覧会

特別展

博覧会の時代 HYOGO発、明治の輸出陶磁

会期:2025年6月7日(土)~ 8月24日(日)
国内外の博覧会への出品や輸出が大いに奨励され、陶磁器製造が殖産興業とも深く結びついた明治時代。兵庫県内でも出石や姫路、淡路、貿易港を擁する神戸などで海外に向け華やかなやきものが作られました。本展では、2025年の大阪・関西万博の開催に合わせ、博覧会が盛んに行われた時代に県内で作られた輸出陶磁に注目し、その諸相を探ります。
出石(盈進社)《色絵武者図耳付花瓶》 19世紀後半 兵庫陶芸美術館
特別展

MINGEI ALIVE -いま、生きている民藝

会期:2025年9月6日(土)~ 11月24日(月・振休)
およそ100年前に柳宗悦によって提唱された「民藝」。それは日々の暮らしに寄り添うものに美を見いだすという新しい価値観であり、提案でした。本展では、当館のコレクションの核の一つである個人作家による器(うつわ)作品を展観しつつ、現代の作家の様々な器作品を通じて、「いま、生きている民藝」の諸相について考える機会とします。
田中雅文《Layer.series CLOUD 5》 2018年
特別展

丹波焼の美 -田中寛コレクションを中心として-

会期:2025年12月6日(土)~ 2026年2月23日(月・祝)
当館は、全但バス株式会社社長の田中寛氏(1904~81)が収集した丹波焼を中心とする兵庫県内の主要な窯場で生み出された陶磁器コレクションを母胎として2005年に開館した。本展は、田中寛コレクションの丹波焼を中心として、氏が情熱を注いだ丹波焼を紹介し、その魅力に迫る。
丹波《壺 銘「猩々」》 鎌倉時代(13世紀) 兵庫陶芸美術館(田中寛コレクション) 兵庫県指定重要有形文化財
特別展

This is SUEKI -古代のカタチ、無限大!-

会期:2026年3月20日(金・祝)~6月14日(日)
日本各地で豊富な副葬品を有する屈指の墳墓が作られた古墳時代は、日本のやきもの史上最大のイノベーションとなった、新たなやきもの「須恵器」が登場した時代です。本展では、各地の遺跡から出土した、古墳時代から平安時代までの須恵器の優品を古代人の創造力や技術力とあわせて紹介します。
《台付子持四連壺》 6世紀 豊田大塚古墳出土 豊田市博物館 重要文化財

これまでの展覧会

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